「アドベンチャー」ってバイクのスタイルを示すことがあるが、これこそが、アドベンチャー。「アドベンチャー発祥の店BMW」がリリースした最新・最高峰が今回のR1300GS アドベンチャー。GSも今や1300cc。その頂点に立つのがこのR1300GSアドベンチャー。見た目の存在感はかなりのボリューム。30Lの容量を持つ燃料タンクの幅は圧巻。1250から1300ccになって排気量アップしたにもかかわらず車重は12kg軽くなっている。アダプティブ車高制御3cm変化するので足つきもフォローされる。
メインスタンドをかける際はアシストが効いてかけやすくなっている。
アシストといえば、クルーズコントロールがアクティブクルーズコントロールに進化。前走者と一定の距離を保ってくれる。
フロントブレーキを一度握り込めば坂道発進を容易にしてくれる。
ウインカーのキャンセルも自動で。消し忘れもナイ。
コーナリング中には行く先を照らしてくれる。
ライダーのフォローをしてくれる機能が満載。
このバイクで「オフロードを行こう」と言う人はかなり「腕に覚えあり」の人物だと思われるが、ガレガレ・ヌタヌタではないフラットダートであれば「いっちょ行ってやろうか」と思わせてくれる。もちろん高速道路を淡々と走り続けるのも心強いパートナーであることは間違いない。ユアン・マクレガーでなくても「地の果て」まで走っていけそうな気分にしてくれる。



R1300GSとアドベンチャーの後ろ姿で幅の差を



R1300GSとアドベンチャーのタンク幅の違い。
